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稲佐の浜

日御碕からバスに乗って、稲佐の浜で降りました。
バス停の目の前が浜です。
なんだか厳かな雰囲気のはまです。


稲佐の浜は国譲り交渉の場なのです。
3度目の高天原の使者天鳥船神と建御雷神は、この浜の波間に剣を逆さに突き立て、その上にあぐらをかいて談判を開始します。
大国主命の子建御名方神は承知せず、力比べをするのです。
そして建御名方神は敗れ、建御雷神に追われて信濃の諏訪まで逃げていきます。
かくて国譲り交渉は妥結、調印となるのです。


稲佐の浜



出雲大社の「神迎神事」(かみむかえしんじ)が毎年、神在月(出雲以外は神無月)にここ、稲佐の浜で営まれます。
全国の神々が一週間滞在し、大国主の命(おおくにぬしのみこと)を囲んで向こう1年間の縁結びや、農事を話し合うとされているのです。



八百万の神々




日本の岬百選にも選ばれているようですね。
確かに美しい岬です。


 日本の岬


ここから出雲大社までは歩いて5~10分くらいです。
途中、出雲の御国の碑がありました。

出雲 阿国は、歌舞伎の創始者とされる安土桃山時代の女性芸能者です。
伝説によれば、出雲国松江の鍛冶中村三右衛門の娘とされ、出雲大社の巫女となり、文禄年間に出雲大社勧進のため諸国を巡回したところ評判となったとされていうことです。


出雲御国

もうすぐ出雲大社です。
この続きは次回です。



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